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就活575

就活、キャリアに関して妹や後輩に聞かれたことに対して正直に答えてきたことを心の川柳として物します。

色眼鏡 人事だって 人間です



お前さん、人事の人が機械かなんかだと思ってない?








学歴フィルターなんて生ぬるい

一番怖いのは学歴バイアスだよ、という話。


こんな話があります。


日本人は英文メールでスペルをミスしてはいけない。
その時点で、本当はどれだけ英語ができようが"あいつは英語ができない"というレッテルが貼られる。


まあこれは極端な話で、しかも相手がいわゆる白人でアジアの人を格下に思っている場合とか、いろんな条件が重なった時だとは思うんですが、割とよく聞く話です。


この根底にあるのは、"日本人は英語ができない"というバイアスです。
バイアスとは、もともと統計でいう"データの偏り"のことを言ったらしいんですが、転じて偏見や先入観という意味を持ちます。


いわゆる高学歴以外の学生さんの就職活動がきついのはフィルターではなく、このバイアスにあると思います。


些細なミスが致命的になるからです。


同じミスでも印象が違う


簡単な問題から見てみましょうか。




女性が、お皿を割ってしまいました。あなたは、それを見てどう思いますか?





・・・イメージできましたか?





このときに、判断の基準になるのはお皿を割ったという事実ではなく、"誰が"割ったかに集約されると思います。

女の子がたとえば

1. お手伝いを頑張ろうとした幼稚園生4歳

2. 親に反抗している金髪JK16歳

3. 旦那に浮気を隠されていたことに驚く人妻31歳

4. 少し注意力が低下してきたことを自覚するお母さん57歳

でそれぞれ印象がまったく異なるでしょう。

また、対処の仕方もまったく異なります。

同じことは就職活動でも言えます。





目の前の就活生が、まったく同じミスをしても、それがマイナス評価につながるとは限りません。
バイアスによっては、プラス評価につながることもあるんです。


 



バイアスは誰にでも適用される


印象で判断するときとは、どういうときでしょうか。


相手の情報が少ないときです。


就職活動においては、ほとんどの場合面接官とは初対面のはずです。
日本の企業における面接は長くても30分、だいたい15分程度で終わります。
その中で学生の本質を見極めることなどできるわけもなく、素早く判断するために"バイアス"に頼るわけです。

これがいいか悪いかは今議論することではないので傍においておきます。*1



したがって、このバイアスはすべての就活生に適用されます。



高学歴はミスしても"まあしょうがないか"となる可能性が高い。緊張しているのかな、とかで済まされます。
しかし、そうでない人のミスは"やっぱりダメなんだな"となってしまうわけです。やっぱりがつきます。


ここでも大きな差が出ます。


正直言って、高学歴でない人たちはこちらの方を心配するべきでしょう。

なぜなら、フィルターはデジタルですが、バイアスはアナログだからです。

"0か100か"のフィルターとは異なり、"0から100"のバイアスは、その裁量が面接官に依存します。

バイアスは要は"偏見"なので、どの程度引っかかるかも面接官の気分次第です。

それでも自分が正しいと思えるスタイルを貫ける人はまだいいですが、それに振り回されてどこからも内定が出ない、という学生さんはよく見かけます。



面接はテストじゃない。
みんな採点基準が一緒なわけないだろ。



逆手に取れ


人とのコミュニケーションにあたって、印象は必ずついてまわります。


会社員はその企業の名前も背負うわけですから、人事としてはなるべくいい印象の人を取りたいわけです。



じゃあ逆手にとりましょう。



たとえばですが、



高学歴でない人が、高学歴の人よりもテストの成績がよくて、面接の応対もよく、その他マナー等もしっかりしていたらどうでしょう。


評価は爆上げです。
誰もが欲しがります。
(実際はそこまで努力できる人がいないから学歴差別とか言われるわけですが)



恋愛でもよく言われますが、ギャップがある人は印象を強めることができます。



高学歴の人は、うまく立ち回ろうとせず、あえて隙を見せるのも策略になります。

が、そうでない人は完璧にしないと減点が他の人よりも大幅にされるため撃沈します。反対に、完璧にすれば満点ボーナスがもらえるわけです。

逆手に取れ、とは言いましたが、正直難しいと思います。綱渡りみたいなもんです。落ちたらそれまでですが、渡りきれば賞賛されます。



綱渡りしてでも、と思えない奴はやめとけ。
社会人になっても、その綱はずっと続いてるぞ。



別個のケースはまたいずれ、別の記事で解説します。

*1:これに問題意識を感じ、面接に進むにはインターン参加を義務付けるような企業も出てきました。