就活575

就活、キャリアに関して妹や後輩に聞かれたことに対して正直に答えてきたことを心の川柳として物します。

本気なら 受かってたという 思い込み






中二病*1はいい加減卒業しとけ、ばかやろう













まあ今のは・・・本気じゃなかったけどね・・・(地獄のミ○ワ感)


いますよね。
"あーお前あそこ通ったの? いや、俺はダメだったけどいいや別に。行きたくなかったし"
とか言ってるやつ。




馬鹿なの?


"本気なら"とか言ってる場合か。
今さら自分のチンケなプライド守ってる場合か。
その間にもライバルは攻めに行ってるんだぞ。


自分で思うのは勝手だが、周囲にそれを言うな。
自分が思っている以上に痛々しいぞ、今。
企業を異性に置き換えてみましょう。"振られちゃったけど、いいの別に。そんなに好きじゃなかったし"とか言ってる人いませんか?



痛すぎて見てらんない。




自分への今の評価をしっかり受け止めろ


自分と同じ環境にいた友人が面接に通り、自分は落ちてしまった・・・ショックなのは理解できます。
例に出した恋愛ならまあいいでしょう。

が、就職活動において今あなたがするべきはおどけてそれをネタにすることじゃないはずです。
あなたがそんなことにいそしんでいる間に、友人や周囲の人、もといライバルたちはあなたよりも多くの経験を積んでいるのです。


就職活動において、何よりも重宝すべきはフィードバックです。
こちらにも書いた通り、採点基準が人それぞれ異なります。満点が違う可能性だってあるのです。

cr575.hateblo.jp


学生の"人気者"は社会では"はみ出し者"になることもあります。

今までとは評価の軸が違う環境に身を置くのですから、今の自分がそのまま社会に出ていいのか、どこが悪く見えてどう評価されているのかをしっかりと把握しなくてはなりません。


できる人、どこからでも内定をもらえる人は、どこからでもフィードバックを読み取ります。
例えば話をしている最中の面接官の表情、話の切り上げ方、書類は見ているかどうか、点数をつけるためのペンが動いているのか等。
その場で話の内容を少し変更するなんてことは朝飯前です。


しかし、これはすべての人にできるわけではありません。
たいていの人は面接を潜り抜けるだけで精一杯でしょう。




だから努力しろっつってんだろ。
お前らの競争相手はそういうやつらだぞ。




基準を自分の中に持て


ではフィードバックを読み取れない人はどうしましょうか。
私は、就職活動にあたってはまずインターンに行ってこいと伝えています。
理由は1つです。これしかないです。




・自分が評価される機会を増やせるから。




面接に通らない、内定がもらえない、と言っている学生さんはたいてい準備が遅いです。
準備を始めてからずっとやれとは言わないので、とりあえず学部3年/修士1年/博士2年の夏はどっかしらインターンに行ってきてください。


そこでいろいろな"差"を感じるでしょう。


同じ面接に参加した学生との考え方のレベルの差、しゃべり方の差、やってきたことの差。
いざ本番に進んだら、さらに優秀なやつらが集まってくる。みんな"何か"を持っている。
人事に呼ばれる人も出てくる中、自分は呼ばれない。
内定が出たやつがいるらしい。自分は?





そうだ、自信を失くせ。
周囲との差に絶望しろ。
それが今のお前の"評価"だ。





・・・といったことを繰り返すうちに、自分がやったことの何がまずかったか、何がよかったのかが見えてくるわけです。
自分の中に基準を持つことで、"これが評価されないなら縁がなかった"と気持ちを切り替えられるようになりましょう。
落ちた企業に縋っても振り向いてくれません。どころか、縋れば縋るほどほかの企業が逃げていきます。
(イメージしにくい人は、先ほどと同様に企業を異性に置き換えましょう)




机上の自己分析より、インターンのほうが100倍マシです。




自己分析も重要なんですけどね。
インターンの方も、行け行けだけではしょうがないので、突破法をあとで書きます。



自分の気持ちを否定するな


最終的に、自分の中に基準ができたあとの思いは、おそらくあなたの本心に近いものでしょう。*2


それは、たぶん冗談でも否定したくなるものではないはずです。
腹の中で泣いて、顔は笑えと昔から言いますが、それは不健康だと私は思います。




泣きたかったら泣いておけ。
自分で自分を笑うことほど愚かしいことはない。




新卒で間に合わなくても、中途で入るという選択肢もあります。
その時には間に合うように、牙を磨いておくのです。






そのためにも、今、真剣にやらんでどうする。
おどけてる暇なんかないぞ。







ここまで読んでも中二病が抜けないあなたには、この575を送って今日は締めます。





本気でも いけない分際 思い知れ

*1:参考url:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E4%BA%8C%E7%97%85

*2:きちんと評価にさらされて自分の軸を固められた時ですよ。憧れやなんとなくは、ここではあてはまりません。悪しからず